〜由利 徹〜



使用される場所 コントの中途
使用頻度 あらゆるコントでネタの展開に沿って
想定されるパターン

「どこに行ったか?それはお前、
オシャマンベ」

 左図がスタートの形です。

 まず、足の位置を肩幅の広さに開いて、がに股気味にします。

 つぎに、両手を股間に添えて図ー1のようにします。この手の形が何を表現してるのかは、あえて説明しませんが「笑いはセックスに繋がるから面白いんだ」という由利徹の言葉がヒントになると思います。

 また、このときの表情にも気を配るのを忘れないでください。可能な限り、きょとんとした表情をつくるように心がけてください。無邪気な子供のようだ、と見ている人に思わせることが出来れば成功といえるでしょう。

 そして、オシャマンベ、と言いながら両手を花びらのようにゆっくりと広げます。このとき注意するのは、オシャ、のときには動かずに、マンベ、のときに動かすということです。

 また、動くときはできるだけゆっくりとねちっこく動かすことです。それではやってみてください。

 

 左図が完成形です。どうでしょうか、うまくできましたでしょうか。

 図ー1と図ー2を比べてみれば解るように、両手を広げるときに、わずかに脚を広げてください。これにより、より淫靡な感じを与えることが出来ます。

 表情は出来るだけ変えないようにします。変えるのであれば、より一層「きょとん」とした感じを出すようにしてください。無理に笑わせようとして、舌を出したり顔をゆがめたりするのは逆効果になります。

 また、このフレーズは明らかな下ネタであるために、自ずと使用するのに相応しい場所や人を限定してしまいます。

 セクハラにつながるような行為や言動をしていてるのに、なんとなく怒る気になれない、そういうタイプの人でなければこのフレーズを使いこなすのは難しいと言えましょう。

 見かけ以上の難易度を持ったフレーズですが、練習に励んでぜひ身につけてほしいと思います。