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バカッター墓場


バカッター墓場(ばかったーはかば)は、圓谷プロダクションが制作・配信する、ネットウルトラシリーズに登場する架空の地名。正義を自認するネットウルトラ戦士に倒されたバカッターたちが眠る場所。

概要[編集]


全容は明かされていないものの、その正体はインターネットのどこかにある定常的な空間の歪みとされている。

実在する複数のSNSに跨って存在しており、ツイッター以外に登場したバカッター的アカウントも流れ着いて眠っている。例えArrowのような匿名のSNSで発生したバカッター的存在であっても、最終的にそのアカウントはここに流れ着く。また、流れ着くのは一般人バカッターのみではなく、炎上案件を起こしてトンズラこいた有名人や文化人なども含まれ、半ばインターネットの吹き溜まりと化している。

ここに眠るバカッターたちはあくまで魚拓だけの存在とされるが、何らかの理由でアカウントを取り戻して復活することもあるという。

ストーリー[編集]


この日、自宅警備隊のネットパトロールが行われていた。

自作パソコンでネットパトロールを続けていたアシュラ隊員とビデ隊員(ともにコテハン)は、とあるSNS上に漂う炎上→削除されたはずのアカウントを複数発見する。

そこはかつて、インターネット上にあって正義を自認するネットパトローラー(必殺技は電凸光線と個人情報スラッシュ)によって見出されて炎上し、結果として彼らの手により、各種SNSから削除・追放されたバカッター的なアカウントたちの霊の溜まり場であった。

アシュラとビデは、しばしの間パトロールを忘れ、目の前に漂うアカウントたちの霊を眺めた。「あれはコンビニの冷凍ケースに入った大学生のだ」「あれは未成年飲酒と無免許運転をツイートした女子高生のだ」「あれはしまむらの店長を土下座させた主婦のだ」「あれは玉木宏のレシートをアップした主婦パートのだ」「あれははるかぜちゃんの昔のツイ垢だ」などと言いながら、かつて自分らが繰り広げた激闘の数々を懐かしく思い出した。

パトロールを終えたアシュラとビデは、他のSNSについても調査をしてみると、同様の場所があることがわかった。

その光景から、発見した異空間を「バカッター墓場」と命名した。

「バカッター墓場」の全貌を調査し終えたアシュラとビデは、他のネットパトローラーと連絡を取り、バカッターたちの霊を弔うためネット上に寺院に見立てたサーバーを期間限定で立て、そこで「バカッター供養」を行うことにした。

ところが供養の当日、寺院に見立てたサーバーがDoS攻撃に見舞われダウンしてしまう。

パトローラーたちがDoS攻撃を解析すると、かつて自分たちが個人情報を特定し、削除に追い込んだはずのバカッターたちであった。

その様子は、まるで死者がゾンビとなって襲いかかってくるような恐怖を感じさせた。

だが、無駄にIQが高く論理的なネットパトローラーたちは、バカッターたちがこのような攻撃を仕掛けられるはずはなく、裏で糸を引いている人間がいると推測する。

それからネットパトローラーたちは一致協力してその犯人探しに奔走する。

だが、いくら探してもその手掛かりすらつかめない。

ネットパトローラーたちに諦めの色が見え始めた時、メンバーの中でも素っ頓狂な発言をすることで一目置かれていたハヤト隊員が、やはり素っ頓狂なことを言い出す。「これは、霊の仕業だ。我々が削除に追い込んだアカウントたちが怨霊となって、人間の手を離れて我々に復讐をしているのではないか」。

初めは「やっぱりバカなんだこいつ」と、まともに取り合わなかった他の隊員たちも、次第にこの発言に信憑性を感じるようになっていく。

視点を変えて調べてみると、果たせるかな、某世界的SNSには致命的なバグがあることがわかった。

それは自動処理に関するバグで、それにより、削除されたはずのアカウントが確実に削除されていなかったことがわかる。さらにはそのバグと、システム内に試験的に組み込まれていた人工知能とが勝手に連動し、削除しきれていないアカウントたちを動作させていることがわかった。

パトローラーたちは早速、某世界的SNSにコンタクトを取り、このバグを報告する。SNS側もすぐさまそのバグの存在を確認、修正のアップデートを約束した。

数ヶ月後、ネットパトローラーたちは、改めてバカッター供養を行なうため都内某所の寺院を借り切り切った(他者によるDoS攻撃に見舞われないため、ネット上での供養は諦めた)。

そうして自警隊の隊員たちは、某世界的SNSのアップデートが実施される時刻に合わせて、自分たちが削除に追い込んだバカッターたちの供養をしめやかに営んだのだった。

ネットウルトラシリーズ[編集]


圓谷プロダクションが制作・配信する、ネット空想特撮シリーズ。

インターネット上に次々と現れる「荒らし」、「バカッター」などと呼ばれる、怪獣めいた連中を、有志により組織された自宅警備隊(略称・自警隊)の面々が、知恵と勇気と電凸と個人情報晒しによって倒し(身バレからの垢削除のこと)てゆく姿を描く。


シリーズとして以下の作品がある。

・ネットウルトラQ(Nifty-ServeやPC-VANなどパソコン通信時代が舞台)

・ネットウルトラマン(2chとテキストサイト時代が舞台)

・ネットウルトラセブン(2chとmixi全盛時代が舞台)

・帰ってきたネットウルトラマン(Twitterが舞台)

・ネットウルトラマンA(TwitterとFacebookが舞台)

・ネットウルトラマンタロウ(TwitterとFacebookとLINEが舞台)

・ネットウルトラマンレオ(TwitterとFacebookとLINEとInstagramが舞台)


番外編として以下の単発長編作品がある。

・ネットウルトラ6兄弟VS怪獣軍団(自警隊とタイのネットユーザーが力を合わせ、世界中の有名SNSを股にかけて活動するバカッターをウルトラリンチに処す)

備考[編集]


『ウルトラマン』第35話、『怪獣墓場』をパクったのではないか、とネット上で取りざたされたこともあるが、この批判に対して本作監督の実相痔昭雄は「そんなことはない。見比べて貰えばわかる」と一蹴している。

だが、実際に見比べた人の大半は「パクってるじゃねぇか。ざけんな」という評価を下している。

カテゴリ:ネットウルトラシリーズ:架空の天体