スーパーマーケットや量販店などでは、店内において来客者に知られたくないような事態が発生した場合、店員の間だけで通用する「隠語」が使用されるという。

このモールで「8番」というのは、モール内に於いて万引き犯が発生したという意味である。この放送を受けた警備員は全神経を集中させて警備室からの無線指示に耳を傾ける。警備室からの無線によれば、いまだ防犯カメラの確認は採れていないが、玩具店の店員からの報告があった以上、小供を万引き犯として捜索しなければならない、となったのである。

麦江田らA犯が引き続き捜索の中心となる。